節約初心者のための電気代の計算入門!まずは基本から押さえよう!

節約術

よーし,電気代を節約するぞ!
…でも,どこから始めよう?

と,思っているそこのあなた! 安心してください,基本から説明します!

やみくもにエアコンや照明をつけたり,消したりしているだけでは,想像しているよりも電気代が下がらない…なんて残念なことになってしまう可能性も!

ということで,この記事では,「電気代の計算方法」について説明していきます。電気代がどのように計算されているのか基本をしっかり押さえて,確実に電気代を減らしていきましょう!

電気代の計算に必要な項目を知ろう!

電気代の計算の3大要素

電気代の内訳、知っていますか?毎月払っていて,電気代の条件には注目していても,内訳までしっかり見ることはあまりないかもしれません。

資源エネルギー庁のHPに、基本的な電気料金の仕組みが説明されています。

大きく分けて3つの項目に分かれていることがわかりますね。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 再エネ賦課金

では、それぞれの項目が順番にどんな料金なのか見ていきましょう。

基本料金

基本料金は,その名の通り,電気の契約に必要な基本的な利用料となります。一ヶ月間電気を全く使わなくても払わなくてはなりません。基本料金に関しては,電気の利用量に関係なく一律ですので,契約の見直し以外にこの費用を減らすことはできません。

そして,多くの場合,この料金は一律ではなくアンペア(A)によって決まっています。アンペアとは,簡単に言えば「同時にどれくらいの電気を使うか」ということです。

もし,必要なアンペア数を大幅に超えたプランで契約してしまっていると,毎月余分なお金を払っていることになります。プランを見直すだけで,数百円節約できる可能性があります。

電気の利用量をどんなに減らしても,この費用を削ることはできませんので,定期的に見直して自分にあった契約をするように心がけましょう。

「自分の家にはどれくらいのアンペアが必要なのか」疑問ですよね。具体的なアンペアの計算の仕方は別記事にまとめていますので,そちらをご覧ください。

電気量料金

次に電力量料金ですが,この中には2つの項目がありますね。どちらも「1ヶ月の使用電力量」によって値が増減するものであることがわかります。

  • [電力量料金単価] x [1ヶ月の使用電力量]
  • [燃料費調整単価]x [1ヶ月の使用電力量]

電力量料金単価

まず「電力量料金単価」の方が,私たちが想像する「電気の利用料」になります。1ヶ月に使った電気の量に,単価がかけ算されて,料金が決まります。量り売りと一緒ですね。

ややこしいことに,この単価は電気の利用量によって変化します。例えば,東京電力の電力量料金単価は下記のように三段階の料金設定となっています。

段階単位料金
第1段階料金最初の120kWhまで1kWh19円88銭
第2段階料金120kWhをこえ300kWhまで1kWh26円48銭
第3段階料金上記超過1kWh30円57銭
2019年9月現在の2019年11月以降の料金です。

電力会社によっては段階や料金が異なる複数のプランを提供している場合があります。月ごとの電気の利用量が少ない人向けに「第一段階が安いプラン」,電気の利用量が多い人向けに「第3段階が安いプラン」という感じです。

計算が少し複雑になりますが,自分にピッタリのプランを見つられれば,普段の生活は何も変えずに電気料金を節約することができるかもしれません!

燃料費調整単価

電気量料金に含まれる,もう一つの項目が「燃料費調整単価」です。これは,発電に必要な燃料(石油,石炭,天然ガスなど)の価格が増減したときに調整を行うための項目です。

請求される月の3-5ヶ月前の燃料費の平均からこの数値が決められています。この金額の増減は,私たちにはコントロールできません

ただし,「 1ヶ月の使用電力量」とかけ算でこの金額が決まりますので,電気の利用量を落とせば,この金額を減らすことができます。

再エネ賦課金

最後の項目は「再エネ賦課金」(さいえねふかきん)です。正式には「再生可能エネルギー発電促進賦課金」といいます。

再生可能エネルギーとは「太陽光、風力・水力(3万kw未満)、地熱、バイオマス(動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるもの)」のことだそうです。石油石炭や,原子力に頼らない発電のための資源ですね。

東京電力のHPでは,再エネ賦課金がこう説明されています。

再生可能エネルギーの買取りに要する費用は、全国一律の単価により、電気のご使用量に応じた賦課金※(再生可能エネルギー発電促進賦課金)として、電気をお使いになるお客さまにご負担いただいております。

東京電力ホールディングス

なんのことだか,さっぱりわかりませんね。

簡単に説明すると,

  1. 再生可能エネルギーによって発電した電気を電気事業者が買い取る
  2. その費用を電気契約者全員で負担する

ということです。なぜ電力会社が買ったものを一般家庭が負担しているのか不思議に思う方もいらっしゃると思いますが,ゆくゆくは再生可能エネルギーを日本中に広めていくために必要なお金として利用されていくということです。

日本では大きな原発事故が起こりましたから,再生可能エネルギーに力を入れていくのは当然の流れかもしれませんね。

さて,話が少しそれましたが,この料金の単価(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)も先ほどの「燃料費調整単価」と同じく私たちはコントロールできません。しかし,電力の利用量に単価がかけ算されて料金が決まりますので,使用量を減らせば再エネ賦課金も減らすことができます。

電気代の計算方法

さて,少し長くなってしまいましたが,いよいよ計算方法です。実際に計算することはしませんが,どうやって電気料金が決まるのかを押さえれば,自分の電気代のどこを見直せばよいのかが見えてきます!

まず,電気料金には3大要素がありました。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 再エネ賦課金

これをさらに分解すると,4つに分けることができます。それぞれの金額の合計が,その月の電気代となります。

  1. [基本料金]
  2. [電力量料金単価] x [1ヶ月の使用電力量]
  3. [燃料費調整単価] x [1ヶ月の使用電力量]
  4. [再エネ賦課金] x [1ヶ月の使用電力量]

青色は「プランの見直しによって節約できる項目」赤色は「私たちには決められない単価の項目」です。そして,「基本料金」以外の項目はその月の「使用電力量」に応じて増えていくものとなります。

それで,電気代を節約するには,たった3つのポイントだけを確認すれば良いということになります。

  1. [基本料金]=必要なアンペア数を大幅に超えたプランになっていないか
  2. [電力量料金単価]=自分の月ごと利用量にあった段階や単価が設定されているか
  3. [1ヶ月の使用電力量]=そもそも電気を使いすぎていないか

「電気代の節約」と聞くと[1ヶ月の使用電力量]を減らすことだけを想像してしまいがちですが,[基本料金]と[電力量料金単価]に関連したプランを見直すだけで,電気代が節約できる可能性があることがわかりました。

具体的に電気を節約するために何もしなくても電気代が節約できるわけですから,見逃さないようにしたいですね!

それでは,皆さま,よい節約ライフを!

タイトルとURLをコピーしました